迷子の衝動

好きな映画や音楽のお話を。Netflixの掘り出し物コンテンツも紹介します。

「お金にまつわる日本語ラップ」のプレイリストを作ってみた(前編)

あー、お金ほしい。お金って大事ですよね。

お金にはからっきし無頓着で子供の時から損ばかりしています。(図らずも『坊っちゃん』の書き出しみたいな文になってしまった)

マジで貯金ねえです。よく財布落とすし。

結婚してからは妻に通帳預けて「あとはよろしく」ってな具合に相変わらずお金から逃げていました。今になってこんなんじゃダメだと焦りだし、資産運用の本なんか読んでる今日この頃です。

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

 

そんな今日この頃、時を同じくして新進気鋭のヒップホップクルーBAD HOP『Mobb Life』というアルバムにはまってしまいました。アルバムの一曲目であり表題曲『Mobb Life』が、僕の「お金ほしいマインド」と見事にシンクロして、めちゃくちゃ高揚したんですね。

ヒップホップにはそういう曲が多いし、今の「お金ほしいマインド」の時分にそういう曲聴くと絶対アガるなーと、なんとなく思い立って「お金にまつわる日本語ラップ」プレイリストを作ってみました。

別に洋楽ヒップホップでもいいんですが、なに言ってるかストレートに分かる日本語ラップの方が直に来るな、と思った次第です。

この記事ではプレイリストに入れた曲を1曲ずつ紹介します。思ってたより長くなったので前後編に分けることにしました。

前編では「メイクマネーしてる気になってアガる曲」を3曲紹介します。後編では「お金を批評的な観点から表現した曲」を2曲と「今っぽいお金の価値観を表現した曲」を2曲紹介します。

メイクマネーしてる気になってアガる曲

メイクマネマネメイクマネマネマネー!(メイクマネマネメイクマネマネマネー!)

という、いにしえより伝わるコール&レスポンスがあるほど、メイクマネー(金稼ぐぜ)なヒップホップソングは数多あります。

なぜヒップホップにそのような曲が多いのか、についてはめんどくさいので特に説明しません。ヒップホップにはハングリー精神が超重要ってことだけ覚えておいてください。

それに単純にアガりますよね。「かねー!!ふぅうううううっ!!」って。そもそもこのプレイリストを作ろうと思ったのも、単にアガれそうだから、という理由でした。

Mobb Life (feat. YZERR, Benjazzy & T-Pablow) / BAD HOP


BAD HOP / Mobb Life feat. YZERR, Benjazzy & T-Pablow (Official Video)

掃き溜めからFly
この街抜け出し勝つ俺らが
まだまだ足りない
数えきれんほど手に札束
誰にも見れない
景色を拝みに行くここから
収まらないくらい
俺ら仲間達と稼ぐMoney 

俺ら仲間達と稼ぐMONEY!稼ぐMONEY!

いいですぇ。やっぱりアガります。

BAD HOPは川崎(のわりと治安の悪い工業地帯)を拠点に活動するヒップホップクルーです。見るからに不良だし、実際元不良です。しかし、けっこう良いこと言ってるので偏見を捨てて聴いてみてください。

トラックもすごく今っぽい。そしてなにより、なに言ってるか聞き取りやすくて分かりやすい。日本語ラップこれ重要。

こういった若くて活きのいいギャングスタ・ラップ アーティストが現れると、日本のヒップホップの未来も明るいですね。わくわくします。

Mobb Life

Mobb Life

 

 

Big Big Money (feat. Hiro) / Zeebra


Zeebra - Big Big Money feat Hiro

※MVがストーリー調になっており、曲自体は1:10あたりから始まります。 

ゴールドチェーン
ダイヤモンドリング つかめ
Big Big Money
豪邸 丘の上 つかめ Big Big Money
ナビゲート エスカレード つかめ
Big Big Money
やりてぇことやって掴め
Big Big Money

MV初めて見たかも!沢尻エリカ出てる!

メイクマネーな曲を考えるうえで、真っ先に思い浮かんだ曲です。懐かしい。久々に聴きました。

ヒップホップをいち早くメジャーに押し上げようとしていたジブさんらしい、渾身の一曲です。僕は当時中学生くらいでしたが、給食時間にやんちゃな放送委員がこの曲を流してたくらい流行っていたと思います。

この曲が収録されているアルバム自体、客演がすごく豪華です。安室奈美恵まで参加している。実は通して聴いたことなかったですが、なかなかのクラシックですね。

TOKYO'S FINEST

TOKYO'S FINEST

 

 

Nexxxt Big Thing / TOKONA-X 


Nexxxt Big Thing TOKONA-X

3曲目はTOKONA-Xです。26歳という若さでこの世を去った天才ラッパー。Def Jam Japan(ヒップホップ・R&Bを中心としたアメリカのレコードレーベル日本支社)と契約を済ませ、1枚のシングルと1枚のアルバムをリリース。まさに次代のヒップホップを担うであろうNext Big Thing(次の大物)でした。

Open Sesame yo tell me what I need where my Bitch's & money
What I know now I'm Next Big Thing

このフック(ラップのサビ部分)どちゃくそかっこいいです。フックもさることながら、Def Jam Japanと契約し大金をつかんだTOKONAの心情が見事に綴られている1ヴァース目が最高です。

次に来るでけぇものは何かと 各社そろえ首かしげちゃどう?
こぞってゼニ積んで many many 条件 はさんで背に腹変えれんなら
くくって来いってバロー
よけいに1つ2つ多くゼロ 増やそもんならば そりゃどーぞどーぞ
ゼニが餌って言われや なきにしもあらず 死に召されても構わず
百万の束さえ見たこたねー 俺についたバリュー そりゃもう春
お山のサルが見たこの世の春 おやじがてらにあら わかってらっしゃる
この不景気にまたトリックめいた話 てめえの名前じゃ通らねぇローン
新車でGetった新車のハマー2 しっくりくるぜ Next Big Thing にはよー

生きていればもっともっと稼いでいたでしょうし、もっともっと名曲を残していたでしょう。経済的にも文化的にも多大な損失です。人的資本マジ大事。健康が一番ですね。

トウカイ×テイオー

トウカイ×テイオー

 

 

後編に続きます。他にも良い曲あったら誰か教えてください!

『アダムス・ファミリー』に学ぶ理想の家庭像

2年ぶりのブログ更新になります。いやー、いつか更新しようと思っていましたが、2年経っちゃいましたか。いやー、光陰矢の如しですな。いやー。

2年の間に結婚して、子供も産まれました。完全に親バカ野郎です。

子供もできたことだし、これからどういう家庭を築きたいか、自分なりに考えてみました。そうすると、やっぱりこの一家しか思い浮かばないわけです。

思い返せば結婚前、妻に「理想の家庭像は?」と聞いたことがあります。その時、この一家の名前が即答で返ってきて「やっぱこの人最高だな!」と思ったこともありました。

その時から我が家の理想の家庭像はアダムス・ファミリーだったんですね。
 

アダムス・ファミリー』とは

若い人の中には全く知らないという方もいらっしゃるかもしれません。一言で言い表すならば、ゴシックホラー版サザエさんと言ったところでしょうか。

元は1937年から雑誌「ザ・ニューヨーカー」に掲載されていたチャールズ・アダムス原作の漫画です。

アダムス・ファミリー全集

アダムス・ファミリー全集

 

 
1960年代にはドラマやアニメとなり、日本でも知られるようになります。 

f:id:mamekuraken:20171025010632g:plain

そして1991年、ついに映画化されます。日本でも大ヒットし、僕が子供のころは頻繁に地上波で放映されていました。車のCMにも登場するほど、お茶の間でもおなじみの一家になります。なつかしいなぁ。
 

  


ホンダ 初代オデッセイのCM集 

なかよし一家

「仲が良いこと」は家族にとって非常に重要なことです。仲良くない人とは一緒に生活したくありませんもんね。

アダムス一家はとても仲が良いです。理想の家庭像として真っ先に思い浮かべたのは、この仲良しっぷりが脳裏に焼き付いていたからです。

まず、夫婦仲。夫ゴメズと妻モーティシアは年がら年中、愛の言葉をささやき合います。


The Addams Family (7/10) Movie CLIP - Lust in the Graveyard (1991) HD


ゴメズとフェスターの兄弟同士も仲が良いです。楽しそうに踊っていますね。マムーシュカ!


The Mamushka!


子供たち(ウェンズデーとパグズリー)もとても仲良く遊んでいます。少々刺激の強い遊びですね。


The Addams Family (2/10) Movie CLIP - The Hot Seat (1991) HD


他にも執事のラーチやハンド(人の手。それ以上でもそれ以下でもない謎の存在)も重要な家族の一員です。あ、忘れちゃいけない。おばあちゃんもいました。

アダムス一家なかよしの秘訣は、お互いの違いを認め、尊重し合うことだと思っています。だからこんなに思いやりに溢れた家庭が築けるのですね。 

ナンセンスこそ美

アダムス一家はナンセンスであること(無意味で、ばかげていること)を尊ぶ一族です。僕もナンセンスなことは尊びたいと常々思っているので、たいへん勉強になります。

なぜナンセンスなことを尊ぶべきなのか。それは、ナンセンスなユーモアに理解のある人間は、物事を客観的にとらえて笑い飛ばせる人間だからです。あくまで持論ですが、そういう人間の方が人生楽しいと思います。

例えば、ウェンズデーとパグズリーは学芸会でステージ(と客席)を血糊の海にします。大好きなシーンです。


Addams Family Duel


ブラーボ!無意味で過剰で美しくて最高だ!感動した!

周りに流されず、自分たちの美学をつらぬくところもかっこいいですね。世界中が敵に回っても、家族だけは味方。アダムス一家にはそういう強さがあります。

改めて、こういう家族でいたいものです。

ハロウィンの日に家族みんなで『アダムス・ファミリー』を見て、理想の家庭像を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。仮装するのもいいかもしれませんね。

アダムス・ファミリー2 [DVD]

アダムス・ファミリー2 [DVD]

 

2015年 上半期の映画を振り返る

もう6月も終わりだ!今年はほんとに良作ばかりで、下半期も大作がいっぱい控えてて、大豊作な1年になりそうですな。
昨年は上半期に張り切って感想書いて、年末に書くことが無くなる、みたいなところがあったので、ランキング形式でさくっといきたいと思います。

 

【天上界】マッドマックス 怒りのデス・ロード

f:id:mamekuraken:20150629225154j:plain

I live, I die, I live again!!
・・・はい。まだ全く興奮が覚めていない本作。まだ3回しか観れてないですが、観れば観るほど「完璧な映画」としか思えない恐ろしい作品です。リアルタイムでこれほどの映画を体験できて、本当に幸せです。本作に順位をつけるなんて、そんな罰当たりなことできません!(ランキング形式とか言っておきながら何言ってんだてめえは)
1位のはるか彼方、天上界の映画です!とにかく映画館で観るんだ!Witness me!!イモーターーーーーン!! 


映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告編 - YouTube

 

【1位】22ジャンプストリート

f:id:mamekuraken:20150305184940j:plain

一番笑わさせていただきました。
文字通り笑い転げました。繰り上がり当選で1位になっちゃったこいつら。ブログにも感想あげてます。

何でこんなに面白い映画が映画館で観れないんだ!皆でバカ笑いしながら観たいよ!アメリカのコメディなめんな!これからも声を大にして、アメリカンコメディを布教していきたいと思っております。


22ジャンプストリート予告編 (非公式日本語字幕) - YouTube

  

【2位】ワイルド・スピード SKY MISSION

f:id:mamekuraken:20150629231430j:plain

涙を搾り取られました。
何気に『ワイルド・スピード』シリーズは中学のときくらいからずっと見続けているんです。シリーズ当初は、まさか回を重ねるごとにド派手アクションと観客動員数がインフレしていくような、希有な作品になるとは思ってもみませんでした。車が空を飛ぶド派手アクションはもちろん、なんと言ってもポール・ウォーカー追悼のクライマックス。目が腫れるほどに泣きましたよ。ありがとうポール。


Furious 7 - Extended First Look (HD) - YouTube

 

【3位】薄氷の殺人

f:id:mamekuraken:20150629234218j:plain

ベルリン国際映画祭2冠!
冷たく、美しく、ヴィンヴィンなノワール映画でした。笑えるところもあるし、大好きです。ツボです。詳しくはブログをご覧下さい。 


映画『薄氷の殺人』予告編 - YouTube

 

【4位】インヒアレント・ヴァイス

f:id:mamekuraken:20150629235223j:plain

What's up, Doc?(どったの、センセー)
Canの『Vitamin C』が冒頭で流れた次点でベスト確定! 心の中で「ジョニー、グッジョブ!」と叫びました*1。とにかく「グルーヴィ」な本作。情報量がとにかく多く、全く処理できないまま終わってしまいました。1回観ただけでは絶対に咀嚼できない。次はトマス・ピンチョンの原作を読んでから、「グルーヴィ」な70年代西海岸へとトリップしたい!PTAにハズレなし!


映画『インヒアレント・ヴァイス』予告編【HD】2015年4月18日公開 - YouTube

 

【5位】フォックスキャッチャー

f:id:mamekuraken:20150630000321j:plain

カンヌで監督賞を受賞
濃厚な犯罪もの、人間ドラマ、コメディ、いろいろな見方ができて超面白い!そんでもって実話っていうのがまた凄い!スティーブ・カレルも、チャニング・テイタムも、マーク・ラファロも、素晴らしすぎる演技に脱帽。役者の魅力を最大限引き出すベネット・ミラー監督の手腕はお見事。カンヌで監督賞受賞も大納得な作品です。 


映画『フォックスキャッチャー』予告編 - YouTube

 

【6位】海街diary

f:id:mamekuraken:20150630001623j:plain

是枝監督の集大成!
唯一の邦画です。公開時期が『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と被ってなかったら、絶対に複数回観に行ってたし、順位もきっと上だったことでしょう。漫画原作でありながら、是枝監督がずっと描いてきた「家族」「血縁」のお話の集大成と言えるのではないでしょうか。それでいてエンタメ性も抜群という。。小津安二郎の『東京物語』をも彷彿とさせるような傑作だと思います。鎌倉住みてえ!!


海街diary予告篇 - YouTube

 

【7位】Mommy/マミー

f:id:mamekuraken:20150630002223j:plain

26歳の天才監督。現状最高傑作。
えー、わたくし、実は監督のグザヴィエ・ドランと同い年なんです。インスタ画角(1:1)という斬新な手法を用いながら、完全にそれをモノにしている。「ドラン的」としか言いようがないスタイルを、この歳で確立してしまった次点で、もう「天才」としか言いようがありません。現時点で彼の最高傑作。これからも同世代の代弁者としてどんどん傑作を生み出してほしい。応援してます。


映画『Mommy/マミー』グザヴィエ・ドラン監督 予告編 4.25公開 - YouTube

 

【8位】ピッチ・パーフェクト 

f:id:mamekuraken:20150701004236j:plain

待望すぎる日本上陸。ガールズ・アカペラ・コメディ。
2012年の映画ですよこれ!ようやく、やっと、今さら、日本公開。アメリカではすでに続編『ピッチ・パーフェクト2』が公開されており、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『アベンジャーズ2』を抜いて全米1位という何気にモンスター作品なんですよ!アメリカのアカペラは本当レベル高いですね。びっくりしました。個性豊かなキャラクター達に下品なギャグが満載。でも最後はちゃんとアガるし泣ける。音楽のセンスも抜群に良いです。


映画『ピッチ・パーフェクト』日本版予告 - YouTube

 

【9位】セッション

f:id:mamekuraken:20150701004454j:plain

ファッキンテンポオゥ!
予告どおり「ラスト9分19秒」は本当に奇跡的でした。観客すらも置いてきぼりにしたキチガイ2人のセッションは凄まじかった。脚本、撮影、演出、編集、どれをとっても一級品の傑作。


映画『セッション』予告編 - YouTube

 

【10位】激戦 ハート・オブ・ファイト

f:id:mamekuraken:20150201230842j:plain

筋肉っていいな
これ観て、筋トレはじめました*2。ほんと、筋肉っていいもんですね。燃えるし、泣けるし、萌える!こちらも詳しくはブログを読んでください。

mamekuraken.hatenablog.com


映画『激戦 ハート・オブ・ファイト』予告編 - YouTube

 

下半期はアベンジャーズもあるし、ジュラシックワールドもあるし、スターウォーズもあるし、ムカデ人間3もあるし、グリーン・インフェルノもあるし、今から楽しみな映画ばかりです。ふふふ。年末の年間ベストがどうなるか楽しみだなー。

*1:音楽監督はレディオヘッドのジョニー・グリーンウッド

*2:現在2ヶ月休憩中。

【オールタイムベスト!】マッドマックス 怒りのデス・ロード

f:id:mamekuraken:20150622230616j:plain

ついにこの日がやってきてしまった。思えば昨年、予告を観てしまったその日から、この映画を観るために生きてきました。 

予告だけでお腹いっぱいでしたが、まさか予告のテンションが2時間ぶっ通しで続く本編が待っているとは!この大傑作を観てしまった以上、この映画を観るために生まれてきたと言ってしまった方が良いでしょう。結論から申し上げると、大傑作、いや、映画史に残る大事件、いや、人類史に残る大事件、いやいや、地球史に残る大(以下略)。

ということで、まだ2回しか観れていない中で大変おこがましいのですが、久々に映画感想を書いてみようと思います。

 

観た者の言語野すらイカれさせる映像ドラッグ

とは言え、いざ感想を書くとなると大変困る作品である。なぜなら本作は観た人の言語野をイカれさせてしまうからだ。公開後、twitterでは「すごい」「ヤバイ」「狂ってる」「ひゃっはー!」「WHAT A LOVELY DAY!!」といった言葉が並んでいた。観るもの全てをハイにさせる紛れもない映像ドラッグと化している。確実にIQが低くなる気がする。
しかし、本作の凄いところは、それが全て計算し尽くされた映像によるものだからだ。もちろん話は単純で、バカみたいにイカれた改造車が山ほど出てきていて、ずっとそれが砂漠を走ってて、クラッシュと爆発がひっきりなしに起こってて、上映中ずーっとギター弾いてるやつとかいて(しかもギターが火を噴く!)、そんなの見せられたらさすがに頭がおかしくなるわ!って話だが、全て綿密に練られているからこそ、破綻せずに感動のクライマックスまで辿りつくことができた。聞いた話によると、脚本より先に絵コンテが出来上がっていたそうだ。それほどヴィジュアルと画作りにこだわって、この確固たる世界観を作り上げたのだ。映画を止めながら「このシーンやばいよね!」と語り合いたいが、そんなことやってたらきっと1コマずつ止めることになるので全然映画が進まないだろう。

f:id:mamekuraken:20150622230840j:plain

 

アクション!アクション!アクション!

映画の冒頭からカーチェイスがずっと続く。狂った改造車が爆走する中で、スタントマン達が命懸けのアクションを演じ続ける。それこそ『マッドマックス2』や『駅馬車』のクライマックスシーンを観て「この興奮がいつまでも続けばいいのに・・・」と思った人は私だけではないだろう。『マッドマックス 怒りのデスロード』では、あの興奮のクライマックスシーンが、全編に渡って繰り広げられる。アドレナリン放出されっぱなしで、観ているだけでポジティブになれる。明日からもまた「生きよう」という活力を与えてくれる。これまた麻薬的な謳い文句だが、実際そうだから仕方がない。もはや私は、マッドマックスに生かされていると言っても過言ではないのだ!(自分が何を言っているのか分からなくなってきました。)

f:id:mamekuraken:20150622230726j:plain

 

世界がどれだけ狂っていてもマックスは必ず立ち上がるのだ!

マッドマックス 怒りのデスロード』で描かれたイモータン・ジョーが支配する世界は、シリーズの他作品と同様、非常に狂っている。核戦争から40年以上経ち、汚染により人間の寿命は半分になった。数少ない資源や食物は暴君イモータン・ジョーに独占されている。病人はただただ水をすがる。健康な若者はジョーを崇拝し、彼のためなら命を捨てることも厭わないウォーボーイズとなる。女は子供と母乳を搾取されて家畜同然の扱いを受けている。

しかし、狂っているのは映画だけだろうか。現実も対して変わらないのではないだろうか。放射能汚染に恐々とする日々。多くの人が満足な医療を受けられず、家畜同然に働かされている。信仰心から命を投げ出す若者。性別のせいで虐げられる人々。マッドマックスの狂った世界は、全て現実の投影だ。ジョージ・ミラー監督はいつだって厳しい現実を突きつける。マッドマックスシリーズだけではない。『ベイブ』や『ハッピーフィート』といったファミリー映画でも同様だ。厳しすぎる現実が壁となって現れたとき、我々は絶望するしかないのだろうか。いや、そうじゃない。マックスなら立ち上がる。マックスなら必ず立ち上がって、前に進む。それが例え砂漠のど真ん中であろうと。

f:id:mamekuraken:20150622233019j:plain

 

言葉をどれだけ重ねてもこの映画の良さを伝えきれないのがもどかしいが、映画は観ないと良さなんて分かりっこないのだから、とにかく多くの人に観てほしい。人並み以上に映画を観ているつもりだけど、こんな映画体験は滅多にないと思う。

 


Mad Max: Fury Road - Official Main Trailer [HD ...

 

 

 

駅馬車 [DVD]

駅馬車 [DVD]

 

 

 

ハッピー フィート [DVD]

ハッピー フィート [DVD]

 

 

映画感想:「22 ジャンプストリート」

ふぅぅううううううううう!!!!今年観た映画が全部吹き飛んでしまうくらいゴキゲンな映画を観たぜええええええ!!!!まだ3月だけどねえええええええ!!!!!

はい、ということで22ジャンプストリートの感想でございます。

f:id:mamekuraken:20150305184940j:plain


22ジャンプストリート予告編 (非公式日本語字幕) - YouTube

 

待ちに待った、超待った続編

アメリカでは2014年6月に公開され、コメディとしては空前の大ヒットを記録した本作。しかしアメリカン・コメディを冷遇する我が国では全く上映する気配ナッシング。安定のDVDスルーなのでした。誰が決めているのか分からないが、こんなにヒットした映画が日本だけ上映されないと、取り残されてる気がして本当に悲しい。「ヒックとドラゴン2」未公開問題もしかり、ほんとマーケティングなんてファック・オフだな、と思う今日この頃でございます。

本作は「21ジャンプストリート」の続編。監督はフィル・ロード&クリストファー・ミラー。アニメ映画「くもりときどきミートボール」で大ヒットを飛ばした後、実写の「21ジャンプストリート」に挑戦してそっちも見事大成功。その後も「LEGOムービー」「22ジャンプストリート」と、もはや大ヒットしか産み出していないコンビといえる。監督の手腕は「LEGOムービー」の感想の中でも触れたので、詳しくはそちらをご覧いただきたい。簡単に作風を説明するならば「おもちゃ箱をひっくり返したような超ハイテンションドラッグムービー」とでも言いましょうかね!

映画という「おもちゃ」を遊び尽くせ!

あらすじを雑に説明するならば「ヤクの売人を捕まえるために大学に潜入捜査☆」以上。前作は高校が舞台で、本作ではそれが大学になっただけ。展開もほとんど同じである。アカデミー賞授賞式においてジャック・ブラックが「続編にリメイク、ありきたりな脚本ばかり」と皮肉たっぷりのジョークを歌っていたが、そんなヤジをせせら笑うかのように監督はあえて前作のストーリーをなぞってみせた。たとえ続編でも、ストーリーが同じでも、映画とはこんなにも自由で、いくらでも面白くなる物なのだ、ということを見事に証明してみせた。

LEGOムービー」鑑賞後に確信したのは、監督が映画という「おもちゃ」を遊び尽くしているということ。今回は「続編」という「おもちゃ」を手にし、組み立ててはぶち壊しながら映画を遊び尽くしている。アドリブが非常に多く、同じ場面を違う台詞で何度も撮り直していることからもその遊びっぷりがうかがえる。ブライアン・デ・パルマの伝家の宝刀「スプリットスクリーン」でさえ、彼らの手にかかれば「おもちゃ」なのだ。彼らに任せる限り「ジャンプストリート」シリーズは無限に続いたって面白くなる気がしてくる。筆者は007並みのシリーズになってほしいと密かに願っている。

ブロマンティックが止まらない

f:id:mamekuraken:20150306164111j:plain

本作の魅力はやはりジョナ・ヒルチャニング・テイタムのコンビだろう。ブロマンス(男同士できゃっきゃする)コメディが好きでいろいろ見てきたが、トップクラスの名コンビだ。ロシア版のタイトルは「マッチョとナード」というらしいが、そのタイトル通り、ジョナ・ヒルは童貞くさいナード、チャニング・テイタムは体育会系筋肉バカのマッチョを演じ、学校内における超凸凹コンビが誕生した。

本作ではそのブロマンスっぷりが行き着くところまで行ってしまい、もはや恋人や夫婦の域だ。大学での新生活、親友同士で入学したはずなのに相方には他に気の合う友達ができてしまい、嫉妬心に駆られる。これはよくある話だし前作とも同じ展開だが、本作ではその喪失感の描き方が「失恋」そのものである。すれ違う2人、失って初めて気づくお互いの大切さ・・・て、もうこれ恋愛映画じゃねーか!暴走するブロマンティックは誰にも止められないのだ!

強烈すぎる脇役達

前作から大きく飛躍した点として脇役の面白さが格段に上がっていることを挙げたい。特筆したいのはアイス・キューブ兄貴だ。

f:id:mamekuraken:20150310160955j:plain

前作から引き続き、主人公2人の鬼上司として登場する。「Fuck tha Police」なんてラップしてた人が警官役ってだけでもちょっと面白いが、ヒップホップ界きっての強面を活かしたキレ芸っぷりが最高にはまっている。前作がよほど好評だったのか、本作では出番が格段に増え、キレ芸にもより磨きがかかっている。文字通り大暴れする場面があるので心して鑑賞してほしい。

もちろん新キャラもさいこー。寮の隣部屋に住む双子を演じたルーカス・ブラザーズのお二人。「ツイーーンズ」の掛け合いが最高でした。

f:id:mamekuraken:20150310171713j:plain

本作一番の超新星、ジリアン・ベル!素晴らしいコメディエンヌでした。ジョナ・ヒルとの掛け合いは抱腹絶倒!

f:id:mamekuraken:20150310172313j:plain

とにかく面白いやつしか出てこないし、面白いことしか起きない!

安定のトリップ感覚

f:id:mamekuraken:20150310194843j:plain

フィル・ロード&クリストファー・ミラー作品で個人的に一番楽しみにしているのはドラッギーな映像世界だ。毎回必ず(子供向けアニメでも容赦なく)ぶっ飛んだトリップ映像をぶっこんでくる。本作でも例外なく最高な(そしてふざけすぎた)トリップ映像を見せてくれた。異常なハイテンションが続く彼らの作品は、全編通してトリップ映像とも言えるだろう。本作終盤ではスプリングブレイクの狂騒と相まって、得も言われぬ高揚感を与えてくれた。

マーク・マザーズボー(Devo)のいかれた電子音楽も、フィル・ロード&クリストファー・ミラー作品を支える重要な要素だ。筆者の勝手な推測に過ぎないが、おそらく彼らはDevoの大ファンだと思う。特典映像ではDevoリスペクトな未公開シーンが収録されているのでこちらも必見。

筆者は映画を観る行為そのものが「トリップ」だと思っている。フィル・ロード&クリストファー・ミラーは、それを明け透けに表現してくれる。だからこそ彼らの作品が大好きなのだ!

 

 

 

ちなみにジョニー・デップ主演のドラマ版は見たことない!

第10回 Hostess Club Weekender (2日目 KISSゴリ押しなサーストン様 編)

f:id:mamekuraken:20150227144930p:plain

第10回 Hostess Club Weekender(以下、HCW)2日目のライブレポでございます。

1日目はこちら

 

Philip Selway

ウェザーハウス

ウェザーハウス

 

レディオヘッド大好きっ子な筆者ですが、さーせん!フィル兄さんのソロアルバムは聴いておりませんでした!どんな音楽なのか、フィル兄さんはドラムをたたくのか、なんて予備知識は一切ありませんでした。ほんとレディヘファン失格ですね。
登場して早々、フィル兄さんはマイクスタンドの前へ。「なるほど歌うのだな、フィル兄さんコーラスうまいもんな」なんて思っていた矢崎、なんと手が震える仕草をしながら歌い始めた!トム・ヨークみたいや!音楽自体もレディオヘッドの曲に似ている!レディオヘッドを少し優しくした感じ。ソフトヘッドな感じ!フィル兄さんの温和さが伝わってくるようでした。終了後、サイン会を目の前でやっていて間近でフィル兄さんを拝むことができました。ありがたやーありがたやー。

f:id:mamekuraken:20150305120051j:plain


Philip Selway - Around Again - YouTube

Real Estate

アトラス

アトラス

 

またまた不勉強で申し訳ありません。こちらもYouTubeで数曲聴いた程度でアルバムは持っておりませんでした。しかし「なんで今まで聴いたことなかったんだ!」と思うくらいに素晴らしいバンド。実際ライブも素晴らしかった!ほんと今まで聴いてなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。シンプルなギターロックかと思いきや、唯一無二の独特な世界観があります。厚いんだけど優しい音がして、シンプルで牧歌的で気怠さも感じるんだけどドラマティック。ちょっとこんな音聴いたことないです。これはアルバム揃えるしかない!ぜひともフジロックで聴きたい!昼下がりのホワイトステージあたりで聴けたら最高だろうなー。

f:id:mamekuraken:20150305120141j:plain


【日本語字幕付】 リアル・エステート「Crime」 - YouTube

 

Temples

Sun Structures

Sun Structures

 

言わずと知れた人気若手サイケ・ロック・バンドでございます。ライブ見るのはフジロック以来2回目。フジで見たときは「正直ライブは微妙だなー」なんて思っていましたが、今回は「あのときと同じバンドか?」ってくらい最高でした。べろんべろんに酔っぱらって聴いたらトリップしちゃうでしょうね。気持ちよかったです。前回はフジのレッド・マーキーだったのが良くなかったのかもしれません。テンプルズの魅力が最大限発揮されるのは、めちゃくちゃ音響の良いライブハウス(つまり新木場)だったのかも。もちろんバンド自体まだまだ成長途中。これからの活躍が楽しみです!

f:id:mamekuraken:20150305120211j:plain


Temples - Shelter Song - YouTube

 

The Thurston Moore Band

ザ・ベスト・デイ

ザ・ベスト・デイ

 

オルタナの重鎮、サーストン・ムーア様。2009年のサマソニソニック・ユースを見た以来なのでかれこれ5年ぶり!当時まだ学生だった筆者は全身にノイズの洗礼を浴びたのでした。懐かしいなー。
セットチェンジ時点からまさかのサーストン様登場!出てきただけで歓声があがってました。さすがです。ベースのデビー・グッギ(My Bloody Valentine)とダンスを踊っておどけて見せるなど、この日のサーストンは超ご機嫌!サマソニのときは殺伐としてた印象だったので、ソロの方が楽しいのかもしれません(笑)
ライブが始まり、サーストンが一音鳴らしただけで歓声があがります。ええ、筆者も思わず叫びました。一音だけで紛れもなくサーストン・ムーアのギターであることが分かってしまうほど、サーストン・ムーアの音なのですから!ここから先はまさにノイズ天国!サーストン健在!やっぱり神!
この2日間、楽しいひと時を過ごして「いろんな音楽が聴けて楽しいなー」なんて思っていた筆者に対し、サーストンが「お前が好きなのはこの音だろ!ほれほれ!」とノイズを投げつけてきたような感じがしました。はい!好きです!ノイズ大好き!オルタナ万歳!!
MCでも上機嫌なサーストン。TOEIC300点台の筆者でも分かるような、聞き取りやすい英語で大変面白かったです。

サーストン「KISSとVan Helen どっちがいい?」
観客「ヴァンヘイレン!」
サーストン「違う!KISSだ。じゃあKissとThe Clashは?」
観客「クラッシュ!!(即答)」
サーストン「いや、違う。難しいかな…。じゃあKissとThe Yardbirdsは?」
観客「ヤードバーズ!!!」
サーストン「違う違う!ファッキンヤードバーズ!答えは1つだ!」
観客「(笑)」

なぜかKissゴリ押しなサースト・ムーア様なのでした。

f:id:mamekuraken:20150305120246j:plain
f:id:mamekuraken:20150305120312j:plain

 

St.Vincent

セイント・ヴィンセント

セイント・ヴィンセント

 

サーストン様にひたすら大興奮でしたが、この日一番のお目当てはセイント・ヴィンセント a.k.a. アニー・クラーク様!見るのは昨年のフジ以来。個人的2014ベストアルバムに選ばさせていただきましたが、その後グラミーで「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞」を見事受賞!名実ともにトップアーティストの一人になってしまいましたね。
フジで見たときと同じく、階段状のでかいステージが後ろに置かれたセット。斬新なデザインの黒ドレスに、記号がちりばめられた黒ストッキングという出で立ち。登場から超かっこいい!パフォーマンスももちろん最高。バンドメンバーでおなじみのトーコ・ヤスダさんとの息の合ったダンスも相変わらず素晴らしかったです。とにかくアーティスティックでコンテンポラリーな感じ!(困ったときは横文字を並べるとそれっぽく見えるよね)
グラミー取った新譜からの曲が多いかと思いきや、ファンには嬉しい新旧織り交ぜたバランスの良いセットリストでした。終了後、近くで見ていた女の子が「てかあの音、本人がギターで弾いてたんだねー!めちゃくちゃギターうまーい!」なんておっしゃってました。筆者も初めて見たときそう思いましたよ。もともとプロのギタリストだから当然なんですが、彼女のギターテクには毎回惚れ惚れします。

f:id:mamekuraken:20150305120338j:plain
f:id:mamekuraken:20150305120419j:plain
f:id:mamekuraken:20150305120454j:plain


St. Vincent - Birth In Reverse - YouTube

 

2日目はギターロックの素晴らしさを感じた日になりました。若手から大御所まで、皆総じて楽しそうにプレイしていて、観客もすごく良い雰囲気で音楽を楽しんでいます。音響ももちろん最高!次回開催のアナウンスが待ち遠しいですねー。

第10回 Hostess Club Weekender (1日目 圧巻のカリブー、ベルセバでハッピー!編)

f:id:mamekuraken:20150227144930p:plain

週末にインディー・ロックの祭典、Hostess Club Weekender(以下、HCW)に行ってきました。今年初フェス!楽しすぎてインスタに写真上げまくってtwitterとFB荒らしてしまいましたさーせん。

個人的には2度目の参加。初参加はザ・ナショナル(The National)とモグワイ(Mogwa)がヘッドライナーのとき。そのときは完全にモグワイ目当てで、他のアーティストはほぼ知らない状態でした。そんな状態で楽しめるのかなーと若干不安でしたが、新しい音楽との出会いに満ち溢れていて素晴らしい体験をさせてもらいました。全くノーマークのアーティストがめちゃくちゃかっこよかったりするんです。あまり予習せずに、気軽に参加できる楽しいフェスです。CD販売やサイン会もあり、アーティストがすごく身近に感じるところも良いところだと思います。

では、前置きはこれくらいにしてライブレポをば

East India Youth

Culture Of Volume

Culture Of Volume

 

彼については来る前にYouTubeで1曲聴いただけでした。エレクトロ・アーティストなのねー、くらいの知識だけ持ってライブへ。これぞHCWの醍醐味!

パリッとスーツを着こなしたイケメン青年が1人で登場。完全なソロパフォーマンスでした。機材いじったりベース弾いたり歌ったり。なんていうか、すごい器用(小並感)!最初は、ちょっと退屈だなー、トイレ行っちゃおうかなー、てな感じでしたが、だんだん激しくなってきて、最終的には踊らされてました。スーツ着たイケメンがスマートな演奏をするかと思いきや、実際はめちゃくちゃエモかったです。MCからも人柄の良さが伝わってきました。セットチェンジのときに流れる映像の中でなぜか利きビールをやってて、よなよなエールを「うーん、ヨナヨナ」って当ててたのが可愛らしかったです。


East India Youth - DRIPPING DOWN (Official Video ...

 

How To Dress Well 

ホワット・イズ・ディス・ハート?

ホワット・イズ・ディス・ハート?

 

予備知識ナッシング状態!髭の兄ちゃん、くらいの印象でライブにのぞみました。が、これが素晴らしく良かった!髭の兄ちゃん歌うま!マイク2本を使いわける見たことのないプレイ(1本は普通、もう1本はリバーブかかってる)に目がくぎ付けでした。ジャンル的にはR&Bをドリーミーに、アンビエントな感じにしたかんじですかね(アバウトでさーせん)。帰って調べてみたらPitchfolkでけっこう高得点出してるんですね。自分の無知っぷりが恥ずかしいです。CD買わせていただきます。


How To Dress Well - Words I Don't Remember ...

 

tUnE-yArDs

Nikki Nack

Nikki Nack

 

恥ずかしながらチューン・ヤーズも音源持ってませんでした。YouTubeで予習した程度。でもライブに関してはめちゃくちゃ期待してました。だって超楽しそうなんだもん!
実際めちゃくちゃ良かったです。インディーバンドのライブを見ると「あの音、こうやって出してたの!?」みたいな驚きがしばしば起こるのですが、チューン・ヤーズも例外ではありませんでした。ループを使って一音一音ていねいに音を重ねていくと、あら不思議、聴いたことあるメロディになっていく。さらにコーラスが重なってチューン・ヤーズの世界が出来上がりです。これはライブじゃないと体験できない!

f:id:mamekuraken:20150227163553j:plain


tUnE-yArDs - Bizness (Official Video) - YouTube

 

Caribou

Our Love

Our Love

 

本日の大本命!ライブ見るのは2012年のフジロック以来ですが、そのときより全然良かった!会場の新木場STUDIO COASTは音響が素晴らしく良いことで有名ですが、その音響を最大限活かした凄まじい轟音。最後の曲『Sun』ではおしっこちびりそうでしたよ。フジロックのときは他に見たいバンドがいたので途中で抜けてしまって『Sun』を聴くことができませんでした。噂には聞いていたけどここまでとは・・・。終わったあと、皆が口々に「やばかった」って言ってたのが印象的でした。いやー、ほんとやばかったもんね!踊りまくって汗だくです。

f:id:mamekuraken:20150227163645j:plain


CARIBOU - Our Love - YouTube

 

Belle and Sebastian

Girls In Peacetime Want To Dance

Girls In Peacetime Want To Dance

 

本日のヘッドライナー、ベルセバ!ライブ見るのは初めて。アルバム全部持っているわけではないので若干不安でしたが、全く問題なく楽しめました。終始ハッピーな 空気が充満してて頭の中がお花畑状態です。スチュアート・マードックは世界一ボーダーの似合うおじさまではないでしょうか。スチュアートのみならずバンドメンバー全員ひたすら可愛らしかったですね。ダイブしたり、大勢の観客をステージに上げたり、やりたい放題!とにかく幸せな1時間半を過ごさせていただきました。グラスゴー万歳!

f:id:mamekuraken:20150228222331j:plain
f:id:mamekuraken:20150228222447j:plain


【日本語字幕付】ベル・アンド・セバスチャン「だから僕は歌う(原題:Nobody's ...