『アダムス・ファミリー』に学ぶ理想の家庭像
2年ぶりのブログ更新になります。いやー、いつか更新しようと思っていましたが、2年経っちゃいましたか。いやー、光陰矢の如しですな。いやー。
2年の間に結婚して、子供も産まれました。完全に親バカ野郎です。
子供もできたことだし、これからどういう家庭を築きたいか、自分なりに考えてみました。そうすると、やっぱりこの一家しか思い浮かばないわけです。
思い返せば結婚前、妻に「理想の家庭像は?」と聞いたことがあります。その時、この一家の名前が即答で返ってきて「やっぱこの人最高だな!」と思ったこともありました。
その時から我が家の理想の家庭像は『アダムス・ファミリー』だったんですね。
『アダムス・ファミリー』とは
若い人の中には全く知らないという方もいらっしゃるかもしれません。一言で言い表すならば、ゴシックホラー版サザエさんと言ったところでしょうか。
元は1937年から雑誌「ザ・ニューヨーカー」に掲載されていたチャールズ・アダムス原作の漫画です。
- 作者: チャールズアダムス,H・ケヴィン・ミゼロッキ,安原和見
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1960年代にはドラマやアニメとなり、日本でも知られるようになります。
そして1991年、ついに映画化されます。日本でも大ヒットし、僕が子供のころは頻繁に地上波で放映されていました。車のCMにも登場するほど、お茶の間でもおなじみの一家になります。なつかしいなぁ。
なかよし一家
「仲が良いこと」は家族にとって非常に重要なことです。仲良くない人とは一緒に生活したくありませんもんね。
アダムス一家はとても仲が良いです。理想の家庭像として真っ先に思い浮かべたのは、この仲良しっぷりが脳裏に焼き付いていたからです。
まず、夫婦仲。夫ゴメズと妻モーティシアは年がら年中、愛の言葉をささやき合います。
The Addams Family (7/10) Movie CLIP - Lust in the Graveyard (1991) HD
ゴメズとフェスターの兄弟同士も仲が良いです。楽しそうに踊っていますね。マムーシュカ!
子供たち(ウェンズデーとパグズリー)もとても仲良く遊んでいます。少々刺激の強い遊びですね。
The Addams Family (2/10) Movie CLIP - The Hot Seat (1991) HD
他にも執事のラーチやハンド(人の手。それ以上でもそれ以下でもない謎の存在)も重要な家族の一員です。あ、忘れちゃいけない。おばあちゃんもいました。
アダムス一家なかよしの秘訣は、お互いの違いを認め、尊重し合うことだと思っています。だからこんなに思いやりに溢れた家庭が築けるのですね。
ナンセンスこそ美
アダムス一家はナンセンスであること(無意味で、ばかげていること)を尊ぶ一族です。僕もナンセンスなことは尊びたいと常々思っているので、たいへん勉強になります。
なぜナンセンスなことを尊ぶべきなのか。それは、ナンセンスなユーモアに理解のある人間は、物事を客観的にとらえて笑い飛ばせる人間だからです。あくまで持論ですが、そういう人間の方が人生楽しいと思います。
例えば、ウェンズデーとパグズリーは学芸会でステージ(と客席)を血糊の海にします。大好きなシーンです。
ブラーボ!無意味で過剰で美しくて最高だ!感動した!
周りに流されず、自分たちの美学をつらぬくところもかっこいいですね。世界中が敵に回っても、家族だけは味方。アダムス一家にはそういう強さがあります。
改めて、こういう家族でいたいものです。
ハロウィンの日に家族みんなで『アダムス・ファミリー』を見て、理想の家庭像を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。仮装するのもいいかもしれませんね。
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