迷子の衝動

好きな映画や音楽のお話を。

第10回 Hostess Club Weekender (2日目 KISSゴリ押しなサーストン様 編)

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第10回 Hostess Club Weekender(以下、HCW)2日目のライブレポでございます。

1日目はこちら

 

Philip Selway

ウェザーハウス

ウェザーハウス

 

レディオヘッド大好きっ子な筆者ですが、さーせん!フィル兄さんのソロアルバムは聴いておりませんでした!どんな音楽なのか、フィル兄さんはドラムをたたくのか、なんて予備知識は一切ありませんでした。ほんとレディヘファン失格ですね。
登場して早々、フィル兄さんはマイクスタンドの前へ。「なるほど歌うのだな、フィル兄さんコーラスうまいもんな」なんて思っていた矢崎、なんと手が震える仕草をしながら歌い始めた!トム・ヨークみたいや!音楽自体もレディオヘッドの曲に似ている!レディオヘッドを少し優しくした感じ。ソフトヘッドな感じ!フィル兄さんの温和さが伝わってくるようでした。終了後、サイン会を目の前でやっていて間近でフィル兄さんを拝むことができました。ありがたやーありがたやー。

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Philip Selway - Around Again - YouTube

Real Estate

アトラス

アトラス

 

またまた不勉強で申し訳ありません。こちらもYouTubeで数曲聴いた程度でアルバムは持っておりませんでした。しかし「なんで今まで聴いたことなかったんだ!」と思うくらいに素晴らしいバンド。実際ライブも素晴らしかった!ほんと今まで聴いてなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。シンプルなギターロックかと思いきや、唯一無二の独特な世界観があります。厚いんだけど優しい音がして、シンプルで牧歌的で気怠さも感じるんだけどドラマティック。ちょっとこんな音聴いたことないです。これはアルバム揃えるしかない!ぜひともフジロックで聴きたい!昼下がりのホワイトステージあたりで聴けたら最高だろうなー。

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【日本語字幕付】 リアル・エステート「Crime」 - YouTube

 

Temples

Sun Structures

Sun Structures

 

言わずと知れた人気若手サイケ・ロック・バンドでございます。ライブ見るのはフジロック以来2回目。フジで見たときは「正直ライブは微妙だなー」なんて思っていましたが、今回は「あのときと同じバンドか?」ってくらい最高でした。べろんべろんに酔っぱらって聴いたらトリップしちゃうでしょうね。気持ちよかったです。前回はフジのレッド・マーキーだったのが良くなかったのかもしれません。テンプルズの魅力が最大限発揮されるのは、めちゃくちゃ音響の良いライブハウス(つまり新木場)だったのかも。もちろんバンド自体まだまだ成長途中。これからの活躍が楽しみです!

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Temples - Shelter Song - YouTube

 

The Thurston Moore Band

ザ・ベスト・デイ

ザ・ベスト・デイ

 

オルタナの重鎮、サーストン・ムーア様。2009年のサマソニソニック・ユースを見た以来なのでかれこれ5年ぶり!当時まだ学生だった筆者は全身にノイズの洗礼を浴びたのでした。懐かしいなー。
セットチェンジ時点からまさかのサーストン様登場!出てきただけで歓声があがってました。さすがです。ベースのデビー・グッギ(My Bloody Valentine)とダンスを踊っておどけて見せるなど、この日のサーストンは超ご機嫌!サマソニのときは殺伐としてた印象だったので、ソロの方が楽しいのかもしれません(笑)
ライブが始まり、サーストンが一音鳴らしただけで歓声があがります。ええ、筆者も思わず叫びました。一音だけで紛れもなくサーストン・ムーアのギターであることが分かってしまうほど、サーストン・ムーアの音なのですから!ここから先はまさにノイズ天国!サーストン健在!やっぱり神!
この2日間、楽しいひと時を過ごして「いろんな音楽が聴けて楽しいなー」なんて思っていた筆者に対し、サーストンが「お前が好きなのはこの音だろ!ほれほれ!」とノイズを投げつけてきたような感じがしました。はい!好きです!ノイズ大好き!オルタナ万歳!!
MCでも上機嫌なサーストン。TOEIC300点台の筆者でも分かるような、聞き取りやすい英語で大変面白かったです。

サーストン「KISSとVan Helen どっちがいい?」
観客「ヴァンヘイレン!」
サーストン「違う!KISSだ。じゃあKissとThe Clashは?」
観客「クラッシュ!!(即答)」
サーストン「いや、違う。難しいかな…。じゃあKissとThe Yardbirdsは?」
観客「ヤードバーズ!!!」
サーストン「違う違う!ファッキンヤードバーズ!答えは1つだ!」
観客「(笑)」

なぜかKissゴリ押しなサースト・ムーア様なのでした。

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St.Vincent

セイント・ヴィンセント

セイント・ヴィンセント

 

サーストン様にひたすら大興奮でしたが、この日一番のお目当てはセイント・ヴィンセント a.k.a. アニー・クラーク様!見るのは昨年のフジ以来。個人的2014ベストアルバムに選ばさせていただきましたが、その後グラミーで「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞」を見事受賞!名実ともにトップアーティストの一人になってしまいましたね。
フジで見たときと同じく、階段状のでかいステージが後ろに置かれたセット。斬新なデザインの黒ドレスに、記号がちりばめられた黒ストッキングという出で立ち。登場から超かっこいい!パフォーマンスももちろん最高。バンドメンバーでおなじみのトーコ・ヤスダさんとの息の合ったダンスも相変わらず素晴らしかったです。とにかくアーティスティックでコンテンポラリーな感じ!(困ったときは横文字を並べるとそれっぽく見えるよね)
グラミー取った新譜からの曲が多いかと思いきや、ファンには嬉しい新旧織り交ぜたバランスの良いセットリストでした。終了後、近くで見ていた女の子が「てかあの音、本人がギターで弾いてたんだねー!めちゃくちゃギターうまーい!」なんておっしゃってました。筆者も初めて見たときそう思いましたよ。もともとプロのギタリストだから当然なんですが、彼女のギターテクには毎回惚れ惚れします。

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St. Vincent - Birth In Reverse - YouTube

 

2日目はギターロックの素晴らしさを感じた日になりました。若手から大御所まで、皆総じて楽しそうにプレイしていて、観客もすごく良い雰囲気で音楽を楽しんでいます。音響ももちろん最高!次回開催のアナウンスが待ち遠しいですねー。