迷子の衝動

好きな映画や音楽のお話を。

2014上半期新作映画ベスト!(前編)

このブログ始めた当初は月1くらいで面白かった映画について書こうと思ってたんですが、億劫で億劫でこの有様でございます。あっという間に半年経ちました。言い訳になるかもしれませんが、見るのに忙しかったんです。せめて半年単位でも振り返ろうと、現時点でのベスト10をやります。

対象:2014年に見た新作映画(DVDスルー新作、劇場で見れなかった新作DVD含む)
計51本の中から、10本選びました。

こんなに見てると10本選ぶのがものすごく難しい。あれも良かったこれも良かったってなりますね。今年は良い映画が多かったと思います。あ、順位はその日によって変わるものなので、特にありません。順不同です。長くなったので、まずは5本!

300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜

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『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』予告編 - YouTube

前作のザック・スナイダーが監督しないということで、あまり期待していなかったのですが、いやー全然面白かった!むしろ前作より好きかもしれません。「奇人」「変人」「狂人」そして首チョンパ「おっぱい」。これら僕が映画で見たい要素が全部詰まっていて、かつ、とてつもなくかっこいい!ザック・スナイダーの演出をちゃんと受け継いで、さらに昇華されていたと思います。そして、なんと言ってもエヴァ・グリーンアルテミシアという女将軍を演じているのですが、これがとにかく素晴らしい!失敗した部下は容赦なく首を刎ねる(文字通りの意味で)殺人マシーン!そして、容赦なくおっぱいをさらけ出す!この人が見れただけで元取れました。見所はバトルセックスです。え、なにそれって?バトルセックスです!だってバトルセックスとしか言いようがないような、国を賭けて戦うようにセックスする描写があるんです。どうですか?見たくなってきませんか?船と馬もかっこよかったよ! 

ついでに前作も大傑作ですよ。

LEGO® ムービー

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The LEGO® Movie - Official Main Trailer [HD] - YouTube

好きすぎて3回見ました。ブログにも書いたから、特にもう語ることはございません。とにかく騙されたと思って見てよ!楽しい楽しいと思って見てたら、終わる頃には号泣。メガネまで濡れた!人が何かを創造することの素晴らしさを、こういう形で提示してくると思ってもみなかった。フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督だから、面白い映画には間違いないだろうと思っていたら、予想をはるかに超える大傑作でした。あっぱれ!

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グランド・ブダペスト・ホテル

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「グランド・ブダペスト・ホテル」予告編 - YouTube

これを見てからウェス・アンダーソンにはまってしまって、過去作全部見ました。ユリイカのウェス・アンダーソン特集も読み、しばらくウェス・アンダーソン漬けに。その上でもう一回見てやっぱりこの映画は素晴らしいと再確認。
完璧としか言いようがない画面デザイン。まるでウェス・アンダーソンの作った箱庭の中に入ってしまったかのような感覚でした。猛スピードで展開されるスラップスティックなアクションに、オフビートなギャグ。ウェス・アンダーソン映画でしか感じることのできない独特のリズムにのめり込んで、あっという間にクライマックス。一転して物語は暗いお話に。いや、暗いというかセピア色というか。退廃的というか郷愁を感じさせるというか諸行無常感というか、とにかく簡単に日本語では表現できない感情が押し寄せます。2回目見たときは、この結末を知っているからか、アガサ(シアーシャ・ローナン)が登場した時点で泣いてしまいましたね。基本的には楽しい映画ですが、背景には後に紹介するアクト・オブ・キリングにも通ずるテーマが横たわってたりします。不思議な映画ですね、ほんと。
ウェス・アンダーソンの様式美が今後どのような進化を遂げるのか、今から次回作が超楽しみです!インスパイアされたというシュテファン・ツヴァイクの本も読んでみたいなー。

 

 
アクト・オブ・キリング 

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映画『アクト・オブ・キリング』予告編 - YouTube

ブログにも書きましたが、とにかく衝撃的なドキュメンタリー。悪夢のような、シュールな画が頭から離れません。インドネシアで起きた大虐殺。加害者は今なお英雄として暮らしています。これを見た後だと、戦争とか虐殺とか、全然人ごとじゃないなって思います。今平和に暮らしてたって、未来がどうなるかなんて誰にも分からない。時代の大きな流れに飲まれたそのとき、被害者側にいるのか、加害者側にいるのか、誰にも分からない。日本も同じです。憲法変えようが変えまいが「この先ずっと絶対平和だ」なんて保証はどこにもないわけで。言うなれば、この世界は殺戮の歴史の上に成り立っているわけで。どんな殺戮の歴史があるかと言えば、、詳しくは300 〈スリーハンドレッドをご覧になってみて下さい。

 

オンリー・ゴッド

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映画『オンリー・ゴッド』予告編 - YouTube

アクト・オブ・キリングに続き、こちらもインドネシアが舞台。一昨年の『ザ・レイド』も最高に面白かったし、今インドネシアがいろんな意味で熱い!
難解な作品で賛否両論、というか断然否が多いと思われる本作。僕は大好きです!ニコラス・ウィンディング・レフィン監督には一生ついていく所存でございます。
上映中はとめどなく脳汁が溢れ出てきて、終始満面の笑みで鑑賞。とにかく映像が素晴らしい。僕は画力の強い作品に惹かれるんだなー、と改めて思いました。見どころは、カラオケ好きな小っちゃいおじちゃんが神のごとく強く、調子乗った変態ライアン・ゴズリングをめっためたにボコるところですね。どうですか?見たくなってきませんか?これを見て「意味わからん」と言う人にブルース・リー大先生のありがたいお言葉を送ろう。「Don't think ! FEEL !!」

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