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迷子の衝動

好きな映画や音楽のお話を。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の予告だけでご飯三杯イケる件

タイトルはさすがに嘘ですが、ここ最近、毎日見てるんです。『マッドマックス/怒りのデス・ロード』の予告を。
観ては「うひょー!」とか「ふぉー!」とか奇声を発する毎日です。自分が心配です。

 

マッドマックスとは

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 「マッド・マックスとはなんぞ?」という方に簡単に説明しますと、砂漠!暴力!モヒカン!改造車!なSFアクションシリーズ。

低予算のオーストラリア映画でありながら大ヒットし、監督ジョージ・ミラーと主演メル・ギブソンの名を一躍有名にした1作目『マッドマックス』、一作目よりさらに激しいアクション、強烈なヴィジュアルイメージで、あの『北斗の拳』をはじめとした後世の作品に多大な影響を与えた2作目『マッドマックス2』、ファンタジー色の強いハリウッド大作となった3作目『マッドマックス/サンダードーム』と、3作全部おもしろい人気シリーズであります。普段映画館で映画を観ないようなおじさん達にも、「今年はマッドマックスの続編があるんですよー!」なんて言うと、「マジで!?」食いついて来るような作品です。

 

27年ぶりの新作

そんな人気シリーズの27年ぶりの新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード(原題:マッドマックス/フューリーロード)』が、2015年6月に公開されます!27年も経っていると、自然とハードルが青天井に上がり、本当に面白い作品になるのかという不安も大きくなります。が、そんな中で公開された予告がこちら


Mad Max: Fury Road - Official Theatrical Teaser ...

これは、滾る!!!!

なんですかこの面白そうな要素しか見当たらない予告は!

主演トム・ハーディーの、このヴィジュアルだけで燃えるし

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シャーリーズ・セロンの坊主姿にノックアウト

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ニコラス・ホルトに至っては「誰これ?」って感じ

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before

 

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after

 

なんたって火薬の量がはんぱない!

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うひょー!!!!

今年一番楽しみな作品であります。

2014 アルバムマイベスト5!

あけましておめでとうございます。年が明けてしまいましたが、音楽の方でも2014年を振り返ってみたいと思います。ぶっちゃけ、まだあれも聴いてないし、これも聴けてないし、という状態なのでベスト5で!

 

5. Awesome Mix Vol.1(最強ミックスVo.1)/ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

Guardians of the Galaxy

Guardians of the Galaxy

 


1. Blue Swede - Hooked on a Feeling - YouTube

「お前どんだけガーディアンズ・オブ・ギャラクシー好きやねん」と突っ込まれそうですね。だって好きなんだもん!僕だって、どうかと思いますよ。年間ベストアルバムにサントラを出すとかね。でも、選曲が素晴らしすぎるし、なんだかんだ言って今年一番聴いたアルバムなんすよ。選ばせてくださいよ!今まで「ウガチャカ」といえば『レザボア・ドッグス』のサントラだったんですけど、すっかりガーディアンズの曲になってしまいましたね。

 

4. ナマで踊ろう/坂本慎太郎

ナマで踊ろう(初回盤)

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スーパーカルト誕生 (Birth of The Super Cult) / 坂本慎太郎 ...

坂本慎太郎はやっぱり凄かった。「世界の終り」をまるで子守唄で聴かせるような音楽。寝る前によく聴いてました。これ聴きながら寝るとよく眠れます。睡眠導入剤としてもおすすめ!

 

3. LP1/FKA Twigs

LP1

LP1

 

 

FKA twigs - Two Weeks - YouTube

曲単体ならこの『Two Weeks』を一番聴いたかもしれません。キャッチーで何回聴いても全然飽きない。FKA Twigsも、トラックを作ってるarcaも、筆者と同世代。すごいなあ。今年聴いた中で一番「今」な感じがするアルバムでした。

 

2. Syro/Aphax Twin 

 

Aphex Twin - minipops 67 [120.2][source field mix ...

今年出ると聞いて一番楽しみだったアルバム。Aphax Twinのロゴの入った飛行船が飛んでるとか、どこどこのサイトがジャックされてるとか、Aphax Twinらしいさすがのド派手宣伝にワクワクしました。音楽自体はいつものAphax Twin。ぶれなさが凄い。最近は作業用BGMとして重宝してます。

 

1. St.Vincent/St.Vincent

St. Vincent

St. Vincent

 


St. Vincent - Digital Witness - YouTube

今年一番面白かったアルバム!ということで1位に選ばさせていただきました。フジロックでライブも見たけど、これまた素晴らしかった。2月はまた来日してくれるので今から楽しみです。今一番かっこいい女性アーティストだと思います。あっぱれ!

勝手に映画大賞!2014

ベスト10だけでは面白かった映画はすべてあげられない!かと言って、ベスト30、ベスト50とか作るのはめんどくさい。ということで、いろんな部門に分けて勝手に賞をあげる形式で振り返ろうと思います。

ちなみにベスト10はこちら → 2014 新作映画マイベスト10 - 迷子の衝動

 

最優秀男優賞 クリス・プラット(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、LEGOムービー)

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今年のマイベスト10、1位(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)と2位(LEGOムービー)どちらも主演されてらっしゃるので、選ばないと嘘になる!ということで、選ばさせていただきました。かっこいいけどどこか抜けている三枚目感が素晴らしいですね。親近感が湧きます。きれいなセス・ローゲンと呼ばれているのも納得。

 

最優秀女優賞 エヴァ・グリーン(300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜)

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最強の女にあげるべきだろう!ということで、選ばさせていただきました。おっぱい丸出しセックスバトルシーンが忘れられません!ひたすらかっこよかった!

 

最優秀おじいちゃん賞 クリストファー・ウォーケン(ジャージー・ボーイズ)

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ジャージー・ボーイズで義理堅いマフィアのボスを演じたクリストファー・ウォーケンに最優秀おじいちゃん賞をあげたいと思います!今どき「義理堅いマフィアのボス」なんて役どころはあまりないのではないでしょうか。最後のダンスもかわいかった!

 

最優秀おばあちゃん賞 ジューン・スキッブネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』では、このおじいちゃんとおばあちゃんの名演がとにかく最高でした。特におばあちゃん!何度笑わされたことか。うちのおばあちゃんを見てるような気にもなってほっこりします。

 

最優秀にゃんこ賞 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』のネコ

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いやー、いいネコ映画でしたね。ネコが活躍するわけではないのですが、ネコに振り回されることによって物語が進んでいくというネコ好きにはたまらない映画だと思います。

 

最優秀かわいかったで賞 レイチェル・マクアダムス(アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜)

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レイチェル・マクアダムスが36歳とは思えない可愛さだったので、この賞をあげたいと思います!容姿はもちろんですがファッションがバリ可愛かったですね。映画も非常にキュンキュンくる映画で、ヒロイン以外のすべてのキャラクターが可愛らしかったです。


最優秀かわいそうだったで賞 『イントゥ・ザ・ストーム』のこいつ 

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『イントゥ・ザ・ストーム』はベスト10に入れるか迷ったほど面白かったディザスター・ムービーですが、このカメラマンの不幸っぷりも見どころの一つです。友達に誘われ、軽い気持ちで竜巻撮影のバイトに手を出してしまったがために、あんな目に。。壮絶に悲惨な最期を迎えてしまいます。かわいそうに。。

 

最優秀めがねっこ賞 ミッキー・サムナー(フランシス・ハ)

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『フランシス・ハ』でミッキー・サムナーが演じたソフィーが超絶かわいい眼鏡っ娘でしたね。なにこのメガネ!むしろ俺が欲しいわ!実は彼女、スティングの娘さんなんだそうです。彼女が主演しているというパティ・スミスの伝記映画も見てみたいですなー。

 

最優秀爆発賞 『イコライザー』での爆発

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デンゼル・ワシントン版『必殺仕事人』と言ってもよい『イコライザー』での爆発シーンが最高すぎました。ええええ!!どこまで爆発するの!!?ってくらいの爆発に、一切振り返らない最強の男デンゼル・ワシントン。アドレナリン放出しまくりの瞬間でした。

 

最優秀拷問賞 『新しき世界』での拷問

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『新しき世界』もベスト10に入れるか最後まで悩んだ作品。毎年フレッシュな拷問シーンはあるのですが、今年は『新しき世界』でのセメントを飲ませるという拷問は超フレッシュでびっくりしました。

 

最優秀ヒーロー賞 『アメイジングスパイダーマン2』よりスパイダーマン

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今年はとにかくヒーロー映画が豊作でした。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『X-MEN フューチャー&パスト』も最高に良かった。しかし、ヒーロー映画として特に良かったのは『アメイジングスパイダーマン2』。筆者の求めるヒーローの姿を見せてもらいました。というより、見たかったスパイダーマン像がようやく見れた嬉しさが大きかったです。

 

最優秀ファイト賞 『ザ・レイド GOKUDO』より調理場での格闘

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全編息詰まる格闘シーンの連続だったのですが、特に調理場でのこの2人の格闘シーンは別格。本当に映画史に残る死闘だったと思います。これほどまで「死闘」という言葉が合うシーンはないでしょう。ズタボロになりながら己の極めた武術で闘う姿に感動いたしました。

 

 

ということで、大晦日に酒を飲みながらお送りしてみました「勝手に映画大賞」。これ、無限にできる気がします。他にもあんな映画、こんな映画、紹介してないのがいっぱい!酔いが回ってきたので、今日はこの辺で。さよなら、さよなら、さよなら。

2014 新作映画マイベスト10!

年間ベストを記録したくて始めたブログも早一年経ち、今年も年末が来てしまいました。いやー早い!一年が早くて怖い!

さて、早速ですが筆者が観た今年公開の新作映画、94本の中からマイベスト10を選んでみました。映画をたくさん観るようになって毎年思うことですが、映画は観れば観るほど楽しくなってくる。面白かった映画が多すぎてベスト10を選ぶのがものすごく難しいです。特に10位に何を持ってくるのか毎年めちゃくちゃ悩んで夜も眠れません(嘘です)。そんな10位からカウントダウンだこのやろー!

 

10. スガラムルディの魔女

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超迷った10位は、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の『スガラムルディの魔女』です!他にも傑作映画がいっぱいある中で本作を選んだのは、「こんな映画観たことない!」感が強かったからです。とにかく最後の最後まで予測不可能。アドレナリン出っ放しのままエンドロールを迎えたような強烈な映画体験をしました。次から次へと放り込まれる悪趣味なヴィジュアルにブラックジョーク。話の内容なんかもはやどうでもよくなってくる超展開の数々に、映画のもつ根源的な暴力性を強く感じた作品です。ネットでぼんやり感想を見ていて一番しっくりきたのは「闇鍋のような映画」という感想。ほんとに闇鍋のような映画だと思います。男なんか全員死んじまえ!という吹っ切れたフェミニズム感もすごく面白かったです。

 

9. ホドロフスキーのDUNE

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世界を変えるはずだった未完のSF超大作「DUNE」をめぐるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』。この作品を選ぶのもすごく迷いましたが、今年はホドロフスキー・イヤーだったなぁと改めて思い、入れさせていただきました。僕自身、今年初めてホドロフスキー監督の作品をいくつか観てたいへん衝撃を受け、来日した際には今は無き吉祥寺バウスシアターまでトーク付き上映会に足を運ぶほどでした。
「こんな映画できるわけないじゃん!」と誰もが思うような逸話の数々が衝撃だし、そんな映画を本気で作ろうとしていたホドロフスキーという人間の面白さがとにかく際立っていました。この人が喋ってるだけで半端なく面白いのです。そして、結局未完のまま終わったDUNEというプロジェクトが、現在に至るまで映画界に多大な影響を及ぼし続けているという紛れもない事実は、多くの人に知ってほしいですね。映画ファンやSFファンは絶対見てほしい!

 

8. ニンフォマニアック

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ラース・フォン・トリアー監督の作品は今まで食わず嫌いしてました。というより、嫌いじゃないんだけど、たいてい鬱々とした気分にさせられるので、自然と避けてしまうんですよね。だがしかし!『ニンフォマニアック』は全然そんなことなく、めちゃくちゃ笑える作品でした。セックス、セックス、セックス、セックスの嵐なんですが、合間合間に入るお爺ちゃんの冷静な解説、というか所見が可笑しくて可笑しくて。思わず吹き出してしまいました。そして終盤の切れ味が素晴らしかった。エンディングに関しては今年1位と言ってもよいです。主人公の色情狂として愛に挑む姿勢は圧巻でした。フェミニズム映画であり、パンク映画でもあります。

 

7. グランド・ブダペスト・ホテル

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詳しい感想は上半期ベストのほうに書いてしまったので多くは語りませんが、ウェス・アンダーソンの作り出す世界はほんと素晴らしいですね。ヴィジュアルが良いとか、スクリューボールコメディ的な展開が最高だとか、時たまあるぎょっとするような残酷表現だとか、楽しかったところをあげるとキリがありません。そして最後にはズンと胸に来るようなサムスシングを残してくるあたりも凄かったです。この映画観て泣いちゃう人は信頼できます。

 

6. アクト・オブ・キリング

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こちらもブログにも書いたし、上半期ベストにもあげたので多くは語りません。やっぱり一年たっても脳みそにこびりついて離れない衝撃度でした。いろんな意味で別格な映画なので、ベストに入れなくてももはや良いのではないかとも思いましたが、やっぱり一年を振り返るという意味では外せなかったです。

 

5. ゴーン・ガール

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デヴィッド・フィンチャー監督、現状最高傑作と言っても過言ではないでしょう!最高のミステリー映画かと思いきや、最高のブラックコメディでした。いや、『レボリューショナリー・ロード』や『ブルーバレンタイン』といった結婚残酷物語の系譜でもあるので、この映画を観ていっさい笑えない方もいらっしゃると思います。ただ、本作はその残酷っぷりが吹っ切れてしまっていて、むしろ笑うしかないんですよね。本作のことを語ろうとすると、必然的にネタバレになってしまうので感想は短く切り上げてしまいます。とにかく圧巻!素晴らしかった!フィンチャーすげえ!結婚こええ!早く『ハウス・オブ・カード』の続きが観たい!

 

4. 劇場版 テレクラキャノンボール2013

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これは今年の映画界に起きた事件ですね。人気企画ものAVの劇場版で、一週間限定上映だったのが、あまりの面白さから奇跡のロングランヒット。めちゃイケにもパロられるという大旋風を巻き起こしました。2月に初上映されて、筆者が観たのは9月くらいでした。こういうのをカルト映画と言うんでしょうね。リアルタイムにこの現象を体験できて本当に良かったと思います。
内容は説明すると長くなるので省略します。今年一番下品な映画であり、今年一番笑った映画であり、今年一番の青春映画であり、今年一番の夏映画でした。今年一番勉強になった映画でもあるかもしれません。観終わった次の日には10時間あるDVD版を一気見するほどハマりました。なんと劇場版の方のDVD、ブルーレイ発売が決まったそうで、まだまだ勢いは衰えていないようです。テレクラキャノンボールを観る方の人生を選んで本当に良かった!

 

3. ウルフ・オブ・ウォールストリート

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感想は上半期ベストの方をご覧ください。3時間ある長い映画ですが、すでにブルーレイも買って、何回か観てしまいました。いつ何時見ても面白い!下手すると『グッド・フェローズ』よりも好きかもしれません。高齢のスコセッシ監督が作ったとは思えないような、とにかくエネルギッシュな映画でした。ディカプリオには本作でアカデミー賞取って欲しかった!でも彼ならいずれ取れるでしょう。

 

2. LEGO(R) ムービー

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こちらも感想はブログに書いたので割愛します。本作を始めて観たときは「今年ベスト!たぶん揺るがない!」と思っていました。英国アカデミー賞の子供向け長編映画部門で最優秀賞を受賞したそうですね。アメリカのアカデミー賞の方でもノミネートは間違いないでしょう。子供と一緒に観た親(特に父ちゃん)がうっかり泣いてしまうような映画だと思います。子供のいない人も創造することの素晴らしさを再確認できることでしょう。フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督といえば『22ジャンプストリート』はやはりDVDスルーなのでしょうか。映画館で見たいんだけどなぁ。。

 

1. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

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職場の忘年会なんかで「今年一番の映画は?」なんて聞かれることがあったのですが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と答えると、「?」となり、「アライグマのやつです。」と言うと、「ああ、あれね。おもしろいの?」と半信半疑で聞き返されてしまうのがものすごく辛かったです!なんで宣伝はあんなにアライグマ推しだったのでしょうか。それで客足は伸びたのでしょうか。この反応を見ていると決してそうは思えません。本国アメリカでは今年一番ヒットした映画であり、あのスター・ウォーズと比較されるほどの傑作スペースオペラなのに!
2014年、個人的に一番期待していた映画でもあります。なんたって監督が大好きなジェームズ・ガンZ級映画で有名なトロマ出身の監督ですが、前作『スーパー!』はオールタイムベスト級に好きな映画です。予告の時点で「ああ、これはやばい。面白いに違いない。」と思っていたのですが、案の定、観始めて数分で楽しすぎて涙が出ました。あんなタイトルの出し方ありますか!反則ですよ!終わりの方はどうかと思うくらい号泣してしまいまして、自分でも自分が気持ち悪いと思いました。何が好きかって、世界観丸ごと好きですね。前述した『ホドロフスキーのDUNE』では実現しなかった極彩色なヴィジュアル。色とりどりの肌をした宇宙人たち。オフビートな笑いに、ハッピーな70年代ミュージック。ずっと観ていたかったです。
好きすぎて劇場で4回観たんですが、書いていてまた観たくなった!また、あいつらに会いたい!

 

と、いうことで今年もいっぱい楽しい映画を観ました。来年はアベンジャーズにマッド・マックスにスター・ウォーズと、すでにビッグタイトル目白押しで鼻血が出そうです。来年もいっぱい観れたらいいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

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クリぼっちな夜に捧ぐ クリスマス映画5選

年々クリスマスにワクワクしなくなってきている。嗚呼、これが大人になるということなのでしょうか。今年にいたってはド平日。我が国では祝日でもなんでもないので普通に仕事でございます。なんなら師走はたいへん忙しいため残業でございます。楽しむ余裕なんて微塵もございません。
しかーし!クリスマス映画を観るだけで、気分だけでもクリスマスな感じになるものです。なんたってクリスマス映画には名作が多い!ということで、ひとりぼっちのクリスマスにはこんな映画を見れば良いのではないか、という作品を5作品あげさせていただきます。

帰れない!クリスマス・イブなのに!帰りたい! - 『ダイ・ハード

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先ほども言いましたが、クリスマスと言えどド平日です。家族がいてもいなくても、仕事でなかなか家に帰れない状況はつらいもの。ふと外を観ればイルミネーションが麗々と輝いている。嗚呼、つらい。帰りたい。そんなあなたにこそオススメなのが『ダイ・ハード』でございます。
ジョン・マクレーン刑事は単身赴任で家族と離ればなれ。仕事と家庭の両立に悩む今日この頃、待ちに待ったクリスマス休暇!さあ、年末は家族サービスだ!ところがどっこい、不幸なことにテロリストの陰謀に巻き込まれてしまうのであった・・・。って可哀想すぎる!理不尽極まりないですな。まるで、年末にトラブル発生して休みがなくなってしまうのと似たような苦しみ・・・。目頭が熱くなってきたぜ。
しかしジョン・マクレーンは負けない。傷だらけになりながらも、ただ帰りたい一心で戦い続けるのだ!頑張れマクレーン!強いぞマクレーン!偉いぞマクレーン!マクレーン刑事の勇士を目に焼き付けて、また明日から頑張ろう!頑張って早く帰ろう!


死にたい?早まるな!お天道様は見ているぞ - 『素晴らしき哉、人生!

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筆者がクリスマス映画と聞いて真っ先に思い浮かべるのがこの作品。アメリカでは毎年クリスマスになるとテレビ放映されるそうです。アメリカ映画協会が選ぶ「感動の映画ベスト100」で1位、「アメリカ映画ベスト100」で11位。まさにアメリカを代表する感動作であります。1946年製作の白黒映画にも関わらずテレビ放映されるってすごいですね。日本のテレビ局も見習って欲しいものです。
物語はクリスマス・イブの夜、街中の人々がひとりの男のために祈りを捧げているところから始まります。男の名前はジョージ・ベイリー。彼は街中の人々から愛される働き者。綺麗な奥さんと子供達に囲まれた、一見するとこの上ないリア充。しかし、とある仕事のトラブルをきっかけに、自らの命を絶とうとするまで追いつめられてしまいます。嗚呼、憎きストレス社会!祈りは天まで届き、神様はジョージを救うため、(IQが低く翼を持たないおじいちゃん)天使を遣わせます。天使がジョージを救うために使ったマジックとは!そしてジョージの運命はいかに!
というお話なんですけどね。まあ、何回見ても感動してしまうのです。人生思い通りにいかないことばかり。「生まれてこなければ良かった。」なんて言うけど、世界はお前がいないとダメなんだ!というド直球のメッセージを嫌みなく、楽しいファンタジーにしているところが凄いなあ、と毎回思います。家族で見ても、ひとりで見ても、清々しい気持ちで来年も頑張ろうと思えるのです。アメリカで毎年上映され続けるのも納得!


クリスマスなんて大嫌い!そんなあなたに - 『グレムリン

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クリスマスなんて大嫌い!という人もいるでしょう。『グレムリン』のヒロイン、ケイトもそのひとり。しかも「クリスマスが嫌いな理由」が衝撃的。彼女の父はクリスマスの日に失踪してしまいます。後日、煙突の中でサンタクロースの格好をした父が遺体で見つかります。家族を驚かそうとした結果、煙突で落下し首の骨を折って死んでしまったのです。。こんな悲しすぎる理由があるだろうか!この話を聞いたその日から、簡単にクリスマスが嫌いなんて言えなくなってしまいます。ケイトに比べたら僕たちがクリスマスを嫌いな理由なんてちっぽけなものです。
そんな大嫌いなクリスマスを、真夜中に餌を与えて凶暴化したモグワイグレムリン)の大群がめちゃくちゃにしてくれます。死人も出ているのでシャレになりませんが、グレムリンが暴れている姿は非常に微笑ましいですね。ギズモはいつ見ても可愛い。癒されます。CGで何でも映像化できてしまう今見ると、パペットを使用しているのが逆に新鮮。前述の『素晴らしき哉、人生!』のパロディ的要素もあるので、2本立てで見るのも良いかも。


良い子にはプレゼントを、悪い子には死を - 『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』

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ホラー好きにはこれ!サンタの格好をした殺人鬼が人を殺しまくるという衝撃的な内容から、アメリカではPTAと教会が猛抗議。多くの州で上映禁止となったいわく付きの作品です。
クリスマス・イブにサンタの格好をした強盗から両親を殺された少年が、やがてサンタの格好をした殺人鬼になってしまうというお話。少年がいかにして屈折し、殺人鬼になったのかという、ホラー映画では重要な要素を丁寧に描けている作品だと思います。彼が殺すのは「悪い子」。敬虔なキリスト教系の孤児院で厳しくしつけられた彼は、クリスマスにSEXをする不埒な若者は皆殺しです。人から物を奪うのも悪い子だから首チョンパサンタクロースというよりは「なまはげ」ですな。「良い子にしてないとサンタさんに殺されちゃうよ」なんて、子供には絶対に言わないように!


負け犬の負け犬による負け犬のためのクリスマス - 『バッド・サンタ』

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下品な言葉が飛び交うコメディでありながら、うっかり心温まってしまうのが本作。
主人公は毎年クリスマスの時期になるとデパートでサンタのバイトをし、クリスマス当日、店が閉まったあとで金庫破りをやる屑野郎です。毎日泥酔状態で子供に汚い言葉を吐きながら接客、挙げ句の果てに小便を垂らしながら接客する始末。そんな彼のもとに、いじめられっこで少し頭の弱いデブの少年がなぜか懐いてきます。やがて少年と一緒に暮らすことになり、二人の間に奇妙な友情が生まれていきます。
完全に世捨て人のような生活をしていた主人公が、少年と暮らすことで、誰かのために生きることも悪くないと思うようになっていくんですね。クライマックスのとある展開にはうっかりウルッときてしまいました。基本的には下品かつオフビートなギャグ満載で、それだけでも好きな人は楽しめると思います。知る人ぞ知る傑作クリスマス映画です。

 

他にも名作クリスマス映画はいっぱいあります。数ある祝日の中で、クリスマスを題材にした映画が一番多いのではないでしょうか。クリスマスはクリスマス映画を観て、少しでもクリスマス気分を味わいたいものです。今年は残業で観る暇ないかもしれませんがね。。ふぉふぉふぉ。。

 

 

 

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【オールタイムベスト映画】デビルズ・リジェクト

昨晩、ちょいと魔が差して一本の大好きな映画を夜更かしして観てしまった。やっぱり大好きだ。オールタイムベストだ。ってことで、なんとなくブログを書いてみたくなった。

観た映画はロブ・ゾンビ監督の『デビルズ・リジェクト』

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The Devil's Rejects Trailer - YouTube

日本版は『マーダー・ライド・ショー2』というタイトルがつき、同じキャラクターも登場するが続編ではない。ロブ・ゾンビ監督自身が明言している。『マーダー・ライド・ショー』自体もたいへん面白い映画だが、全く性質の異なる映画である。

ジャンル的にはホラー、スプラッターに括られがちだ(実際、レンタルビデオ屋さんにもその棚にある)。しかし、冒頭からホラーの枠を超えた何かであることが宣言される。

 

悪魔も拒絶する「究極の悪」

"Devil's Rejects"とは、悪魔さえも拒絶する程の「究極の悪」を意味する。主人公である殺人一家ファイアフライ家に付けられた呼び名だ。彼らは一家で日常的に殺人を繰り返す。飯を食うように人をさらい、歯を磨くように凌辱する。誰もが「逮捕して死刑にするべし」あるいは「死刑なんて甘い。同じ苦しみを味わわせるべき」と思うだろう。そんな我らが民衆の代表、保安官達が一家を襲撃するところから物語が始まる。普通のホラー映画は一般人が殺されるところを主に描くが、本作は初っ端から違う。正義 VS 悪、神 VS 悪魔の戦いなのだ。兄弟を殺され、復讐に燃える保安官ワイデルは言う。「みんな!神の任務を果たすとしようか!」

壮絶な銃撃戦の後、ファイアフライ家の兄妹が逃走する。そこから映画は2人の逃避行を描いたロードムービーに変化する。

 

様々なジャンルを横断する豊かさ

2人は離れて暮らす父親のキャプテン・スポールディングとモーテルで落ち合う約束をする。そのモーテルを舞台に、先ほどロードムービーに変化したかに思えた映画が、スプラッターに変化する。この映画は一つのジャンルで括ることができない。全体的には70年代のアメリカンニューシネマ的な空気感が漂うが、80年代の残酷スプラッターも合わさっている。僕の大好きな要素が凝縮されているのだ。これ一本観れば、様々な名作を同時に体験できるといっても過言ではない。

 

俺は悪魔だ!

今度はモーテルで出会った旅行者のバンド「バンジョー&サリバン」の一行を襲う。何回見ても彼らを殺す理由がよく分からない。理由なんてどうでもいいのだ。だって「究極の悪」なんだもん!としか言いようがない。兄のオーティスは旅行者の男2人を、隠した銃を掘り返すために連れ出す。そこで男2人は反撃に出るが、そんなことで動じるオーティスではない。あっさり形勢逆転し、2人を追いつめる。そしてオーティスは言う。「神に祈れ。助けにきてくれってな。俺の脳天に雷を落としてみやがれ!」絶体絶命の男は言われたとおり神に祈る。しかし、当然ながら神は雷を落としてくれやしない。オーティスは神に苦しめられる素振りをして見せたあと、こう吐き捨てる。

I am the devil, and I am here to do the devil's work.
(俺は悪魔だ。悪魔の仕事をするためにここにいる。)

声に出して読みたい英語なので英語で書いてみました。罪のない人を殺そうとしている殺人鬼にもかかわらず、多くの人がこのシーンでオーティスを「かっこいい」と思うだろう。カリスマ性のある魅力的な犯罪者は、古今東西に存在する。この台詞はアメリカ犯罪史に残るカリスマ、チャールズ・マンソンが言ったとされる有名な言葉から引用されている。人はなぜ悪魔に魅了されてしまうのだろうか。

 

曖昧になる「善」と「悪」

保安官ワイデルは復讐心を募らせたあげく、ついには法を逸脱してファイアフライ家を捕らえる。ワイデルは復讐の鬼と化して彼らを痛めつける。その様は、もはやどちらが悪魔か分からない。「同じ苦しみを味わわせるべき」だと思っていた観客は、いざその状況になってみると、どう感じるだろうか。正義が勝って嬉しいと思うだろうか。僕は純粋にそう思えなかった。彼らがいたぶられる様を観ていると、だんだんと感情移入してしまい、彼らが助かることを祈ってしまうようになっていく。善と悪の境界が曖昧になる映画は他にもあるが(有名なところでは『時計じかけのオレンジ』、超ライトなものだと『ダークナイト』といったところだろうか)、本作ほど「究極の悪」を描いた作品はないため、より大きく感情が揺さぶられる。

 

自由の鳥

命からがら生き延び、再び逃走を図る3人。血まみれでいつ死んでもおかしくない状況の中、ハイウェイを走り続ける。BGMはLynyrd Skynyrdの"Free Bird"。ここからエンドクレジットまで、いっさい台詞はない。ハイウェイを走り続けた、その先に彼らを待っていたものとは・・・。


Lynyrd Skynyrd-Free bird - YouTube

 

さすがにオチまで言ってしまうのは避けるが、このラストシーンで「感動した」「泣いた」と言う人は、みんな仲間だ!絶対友達になれる気がする。

「究極の悪」に魅了されてしまうのは「自由」だからだ。人は自由を求める。しかし、絶対超えてはならない一線もある。「究極の悪」はそれさえも超える。瀕死の状況でも、体制に屈しない。逮捕されるくらいなら死を選ぶ。そこに人は「自由」を感じるのだ。

 

 

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新生ピクシーズがヤバすぎた件 - Summer Sonic 2014

今年のサマソニピクシーズPixies)を見るために日曜だけの参加!フジロックみたいに見たバンド一つずつ感想書こうと思ってますが、最初にピクシーズのライヴが本当に最高だったことを伝えたいと思いまして、ピクシーズ単独の感想です。 

 

ピクシーズとわたし

感想に行く前に、Pixiesと僕の馴れ初めから書こうと思います。ふふふ。
10代の頃、YouTubeやニコ動で音楽を漁っていて出会いました。当時オルタナティヴ・ロックにはまっていて、ニルヴァーナレディオヘッド、邦楽だとナンバーガールスーパーカーなどを聴いておりました。今思えば、これらのバンドを聴いていて、ピクシーズに出会わないわけがないですね。どのバンドもピクシーズの影響化にありますから。最初に聴いたのはDebaser


Pixies - Debaser (Official Video) - YouTube

耳を劈くノイズ、ブラック・フランシスの乾いたシャウト、キム・ディールの爽やかなコーラス、キャッチーだけど狂っている。映画「アンダルシアの犬」からインスピレーションを受けて作られたこの曲を聴いた瞬間、体中に稲妻が走るかのような衝撃を受けました。「かっけえええええ!!!」とぴょんぴょん飛び跳ねてました。それからピクシーズの虜です。CDを全部買いそろえ、現在に至るまで耳にタコができるほど聞き込んでおります。なかでも僕が産まれた年に出たアルバム「Doolittle」は人生で一番聴いたアルバムです。

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ピクシーズのファンになったおかげではげるのも怖くなりました!

 

Summer Sonic 2010

ピクシーズのライヴを見るのは今回が初めてではありません。2010年のサマソニでも見ました。この時のピクシーズの印象は「過去のバンド」といった感じ。見れたのは嬉しかったし、楽しかったけど、正直ブラック・フランシスの声はあまり出ていないし、演奏も驚く程でもなかった。終始和やかな雰囲気のライヴでした。

 

キム・ディールの脱退とニュー・アルバムの発表

昨年、悲報が舞い込みました。新譜製作中のピクシーズから、紅一点のキム・ディールが脱退したのです。フロントのブラック・フランシスと人気を二分する彼女の脱退は非常にショックでした。そして今年、23年ぶりとなる新作「Indy Cindy」をリリース。


PIXIES - GREENS AND BLUES - YouTube

活動が活発になり、ライヴの前評判もものすごく良かったんです。キム・ディールが抜けた穴を埋めたのは元A Perfect CircleZwanのパズ・レンチャンティン。個人的に好きな女性ベーシストだったので、楽しみが一つ増えました。JudithのPVが個人的にベスト・パズです。ギターソロのときに髪を結び、ギリギリでまた弾き始める姿にノックダウン!美しい!(1:55あたりから注目!)


A Perfect Circle - Judith - YouTube

 

Summer Sonic 2014

いよいよ本番。一つ前のアクト、The Horrorsが成長を感じさせる圧巻のライヴを披露し、ピクシーズが喰われてしまうんじゃないかと心配したのですが、登場した時に確信しました。違う!前回と全然違う!まず最初に痺れたのはブラック・フランシスの目。冷たく殺気立った目で、獲物を確認するかのようにモッシュピットをぎろりぎろりと睨むのです。ぞくぞくしました。モッシュピットにいるオーディエンスの歓声も凄かった。同じ時間にあったQueenKraftwerkといった超大物バンドを迷わずスルーしたであろう、筋金入りのファンが集結しているように感じました。そして、1曲目Bone Machineのイントロが鳴り始めた瞬間、沸騰!


Pixies - Bone Machine - YouTube

ドラム、ベース、ギター、ボーカル、と順に音が重なっていく、1曲目にふさわしすぎる曲。大盛り上がりです。前回見た時と比べて、音圧が格段に良くなっていました。たぶん音作りから見直したんだと思います。それとパズのベースが上手くて、全体を引き締めている感じがしました。そしてやっぱり可愛い。ブラック・フランシスの声量も「年だから声でないのはしょうがないよねー」なんて、前回は思ってましたが、間違いでした。本気のブラック・フランシスを目の当たりにして感無量!シャウトはんぱねえ!しかし、まだ1曲目!次からも間髪入れずに過去の名曲をぶっ込み続けます。血管ぶちぎれるかと思った。Doolittleからの曲がやたら多く、皆合唱してました。特にHere Comes Your Manの「ソーロン、ソーローン!」大合唱は泣いた!


Pixies - Here Comes Your Man (Official Video) - YouTube

ちなみにこの曲、映画「(500)日のサマー」でジョセフ・ゴードン=レヴィットがカラオケで熱唱してたやつです。

新譜「Indy Cindy」からも数曲やりましたが、過去の名曲と混ぜても全然違和感ありませんでした。個人的には新譜からの曲をもっと聴きたかったですね。

そしてライヴは終盤。Monkey Gone to Heavenもみんな歌ってました。


Pixies- Monkey Gone To Heaven (Official Video ...

からの、畳み掛けるようにDabaser!やはりこの曲で盛り上がりは最高潮!この日一番のモッシュが巻き起こり、クラウドサーフする野郎も!こんなバンドが「過去のバンド」のはずがありません。ここに来てピクシーズオルタナティヴ・ロック最前線に返り咲きました。

からのTame!!からのVamos!!!と畳み掛けてー

そして、最後はこの曲、Where Is My Mind
怒濤の70分21曲


Pixies :: Where Is My Mind - YouTube

今思えば、映画「ファイト・クラブ」を見るきっかけも「ピクシーズの曲が流れるらしいから」というものでした。人生で一番好きな映画に出会わせてくれたのもピクシーズピクシーズ聴いて人生変わったマジで。

最後に、ピクシーズを聴いてぶっ飛ばされた方々の証言をもって、お別れしましょう。さよーならー。

 

・ 80年代を通して最高の音楽
  デヴィッド・ボウイ

 

・アメリカで最も偉大なバンドの一つ
  ボノ(U2

ピクシーズみたいなサウンドになりたかったんだ
  デーモン・アルバーンBlur

 

・学生時代、ピクシーズが僕の人生を変えたんだ
ビートルズの後にプレイするのと一緒さ
 (ピクシーズの後にヘッドライナーとして出演することに対して)
  トム・ヨークRadiohead

 

・究極のポップソングを書こうと思って、ピクシーズをパクったのさ
  カート・コバーンNirvana

 

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